日本人の“卓球魂”

日本人の“卓球魂”。 東京のように世界卓球選手大会を三回(1956年、1983年、2014年)或いは三回以上開催している都市は少なくないが、名古屋や千葉、大阪、横浜の四都市を入れると、日本全国で7回もの選手権大会を開催していることになり、この点は他国に類を見ない…

タグ: 東京,卓球,日本

発信時間: 2014-05-04 14:54:23 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

欠くことのできない「重要な役割」

 

中国卓球界の勃興後、日本の卓球は当時のような輝きを失ったものの、卓球種目は依然日本人の心の中で特別な存在にある。2008年の北京五輪において、身長160センチにも満たない福原愛選手が日本選手団の旗手を務めたことは、その特別な思い入れを物語っている。

今年の選手権大会はカタールの首都ドーハ大会10周年を記念して、本来ドーハで開催される予定であった。しかし、2011年に地震や津波、原発事故など一連の打撃を受けて沈んだ日本を元気付けようと、ITTFのシャララ会長はカタールでの開催を取り止め、31年ぶりに日本で開催すると宣言した。

日本選手団は世界の卓球界において今でも重要な役割を発揮している。今年の選手権大会でインタビューを受けた村上恭和コーチは、中国と実力の差はあるものの、日本の卓球はここ数年で飛躍的に成長しており、一部の若手選手はすでに成熟段階に入っているとし、「とりわけ女子チームはロンドン五輪で銀メダルという歴史的記録を打ち出しており、世界でもレベルの高いチームの一つに成長している」と述べた。

村上コーチの自信は政府の大々的なサポートに裏づけされているところが大きい。情報によると、2020年の夏季五輪開催権を勝ち取った日本は、卓球を重点発展プログラムとしており、「2020年に向けた人材育成計画」を打ち出し、毎年約3億円をコーチの雇用と選手の育成に投入するとしてる。その目的はただ一つ、日本の卓球界にかつて輝きを取り戻すためだ。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年5月4日

 

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