マスクをつけて大気汚染に苦しむムーラン
英紙ミラーの21日の報道によると、ニューヨーク出身のある漫画家がディズニーキャラクターを巧みに現実世界に描き出した。出来上がった作品を見てみると、彼らの人間界での生活は決して幸せそうには見えない。
ニューヨーク在住のアーティスト、Jeff Hongさんは、「unhappily ever after(アンハッピリー・エバー・アフター)」という作品を手掛け、ディズニーに登場するキャラクターを現実世界に描き出した。アニメ世界では何の悩みもなく陽気に振舞っていたキャラクターだったが、現実世界では悲しく途方に暮れているようにも見える。
こうした作品のアイディアはどこから生まれたのだろう。Hongさんは当初ディズニーキャラの主人公を現実世界の中で描こうと考えたが、描く中で彼は地球上に起きる様々な社会問題をディズニーキャラを通じて表現しようと考えるようになった。
Hongさんはディズニーキャラを傷つけたいわけではなく、16年間数多くのディズニー作品を生み出してきた彼自身も正真正銘のディズニーファンであり、作品を通じて人々に何かを訴えようとしているのであろう。