寿司の神・小野二郎、北京店をオープンへ

寿司の神・小野二郎、北京店をオープンへ。 日本の寿司職人、小野二郎さんの寿司店が、間もなく北京でオープンする。小野さん自ら厨房に立つことはなく、次男と二人の弟子が握る…

タグ: 日本,寿司職人,北京,オープン

発信時間: 2014-07-14 11:38:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

東京・銀座の寿司店「すきやばし次郎」。2014年4月23日に開かれた夕食会で、安倍晋三首相がオバマ大統領に酒をつぐ様子。

 

日本の寿司職人、小野二郎さんの寿司店が、間もなく北京でオープンする。小野さん自ら厨房に立つことはなく、次男と二人の弟子が握る。北京店の1人平均の消費額は、人民元換算で200−300元(ママ)で、メニューは設けない。十数人で満席になるという。ウォール・ストリート・ジャーナルが12日に伝えた。

小野さんの人生を描いた米国ドキュメンタリー映画「二郎は鮨の夢を見る」が2011年に公開されると、小野さんの刺し身に対するこだわりが世界の注目を集めた。今年4月に小野さんの寿司店「すきやばし次郎」を訪れたオバマ大統領は、ここの寿司が今まで食べた中で「ベスト」と評価した。

小野さんの次男、小野隆士さんは東京で、ミシュラン三ツ星を獲得したすきやばし次郎の二号店をオープンした。この一家のブランドは初の海外進出を計画しており、三号店となる北京店を8月上旬にオープンする予定だ。

John Zing氏は中国と海外のチェーンレストランに投資してきた投資家だ。同氏は、「現在まで小野さんの海外進出に約80万ドルの支援を提供してきた。次男の隆士さんは海外進出に熱心で、北京店の開店を担当している」と語った。

しかし小野さんが自ら北京店の厨房に立つことはないため、東京とは異なるサービスになる。同氏は、「本店でも、85歳になり健康状態が悪化する小野さんが、寿司を握ることは珍しい。今は長男の小野禎一さんが本店の店主となっており、父の後釜になると見られる。北京店では、小野さんの次男と2名の職人が厨房に立つ。2名は小野さんから10年以上指導されている」と述べた。

北京店の1人平均の消費額は200−300元と、本店の3万円からという料金と比べ割安だ。同氏は、「これは隆士さんが、父ほど寿司作りに強くこだわっていないからだ。父の小野さんは最も厳しいこだわりを持っている」と指摘した。

小野さんの関係者からは、これについて現在もコメントが得られていない。

同氏は、「北京店は小野さんのこだわり、客へのサービスを再現することを優先的に考慮する。本店と異なり、北京店にはメニューを設けず、10数人で満席になる」と述べた。

しかし中国のその他の地域で暮らす美食家は、北京の美食家に嫉妬する必要はない。同氏は、「上海と香港での開店も計画中だ」と話した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年7月14日

 

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