欧州麻雀協会の最重要行事、第5回欧州麻雀選手権が先ほど閉幕した。中国を代表して参加した中国国花チームは凱旋帰国とはならず、成績表には「個人最高30位、団体37位」と記されていた。世界麻雀組織の姚暁雷事務局長補佐は、「成績は振るわなかったが、欧州で麻雀競技が急速に発展していることを認めなければならない。彼らは中国のルールにより、中国の選手を打ち負かした。これは中国の麻雀が近年、世界的な普及活動に成功していることの裏付けでもある」と指摘した。
2013年にフランスのトゥールーズで開催された前大会で、中国大学チームが4位に終わり、中国人から総批判を浴びた。しかし本大会でも、中国国花チームの成績は振るわず、予想外の結果となった。中国代表として参加したもう一組の長安チームも、団体39位となった。今回出場した51チームのうち、欧州と日本の混成チームが優勝した。個人戦では日本人選手が1位に、ドイツ人選手が2位になった。
1920年代に麻雀は米国を経由し欧州に普及し、短期的に流行した。その100年後、クラブの増加と各国の麻雀連盟の設立により、欧州人の麻雀の意欲が徐々に復活した。欧州麻雀組織のツアー選手権には、約500人の選手が出場している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年7月17日