世界18カ国の専門家や学者200人余りが北京に集い、2度の世界大戦の教訓と啓示についてシンポジウムを開いた。
今年は第1次世界大戦勃発100周年、第2次世界大戦勃発75周年にあたる。26日に北京で国際学術シンポジウム「第1次大戦と第2次大戦の歴史を振り返る:教訓と啓示」が開催され、ロシア、フランス、英国、米国、ドイツなど17カ国の学者20人余り、中国の各研究機関の専門家や学者約200人が参加した。
参加者らは「2度の世界大戦は各国の人々に深刻な災禍をもたらした。両世界大戦の経験と教訓を振り返り、総括することは大国間を始めとする世界各国の関係をうまく発展させ、世界平和を守り、人類の共同進歩を促す上で重要な参考意義を持つ」と指摘。日本が近隣国との領土紛争を激化させ、国際秩序を破壊していることについては「国際社会は高度に警戒するとともに、反ファシズム戦争の勝利の成果を断固として守り、世界の平和と安定を共に守るべきだ」との認識を示した。
シンポジウムは中国社会科学院と中国人民解放軍軍事科学院が主催し、国務院新聞弁公室の大々的な支持を得た。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年7月27日