日本語の常用漢字は2000字弱に達し、学のある日本人ならばこの漢字をすべて覚えているはずだ。日本人はなぜ韓国人のように漢字を廃止し、ひらがなやカタカナだけを使用しないのだろうか?
日本も漢字廃止を検討したことがあるが、最終的に保留が決定された。日本は歴史上、長期に渡り漢文を使用していたため、多くの漢文の用語が日本語に使用されている。角川国語辞典の6万218語のうち、漢文に由来する言葉が全体の55%を占める3万3143語に達している。
漢字は日本で長期的に使用され、深い影響を与えたことから、かなが発明されてからも日本語から漢字が廃止されることはなかった。漢字は現在も、かなと混ぜて使用されている。その後、日本語から漢字を廃止するよう主張する人物が現れたが、日本の各界から反対され、現在も実現されていない。漢字は日本語の中で、重要な地位を占めている。日本政府は戦後、1850字の常用漢字表を発表した。日本政府は1981年にも常用漢字表を発表し、字数を1945字に増やした。これは漢字が日本語の中で、依然として強い生命力を持っていることを意味する。