2014年仁川アジア大会が、9月19日から10月4日にかけて開催される。過去のアジア競技大会を振り返ると、中国のメダル獲得の圧倒的な地位が揺るがし難いことが分かる。韓国代表の本大会の目標は金メダル90枚以上で、1998年バンコクアジア大会から5大会連続の総合2位を目指す。韓国・聯合ニュースが8月18日に伝えた。
主催国で有利な韓国代表は、次の金メダル戦略を立てている。まずはアーチェリー、射撃、ゴルフ、ボーリング、フェンシング、テコンドー、テニスなどで金メダル48枚を獲得する。さらにホッケー、柔道、レスリング、野球、自転車などの得意とする10競技で27枚の金メダルを獲得する。韓国はメダル数の多い陸上、水泳、体操などを得意としていないが、これらの競技の19種目で15枚以上の金メダル獲得を目指す。これにより、90枚以上の目標を実現する。
韓国の有名水泳選手、朴泰桓が本大会の重責を担う。同選手はアジア大会の個人種目で、2大会連続で三冠王に輝いている。同選手は自由型の4種目で、最多7枚のメダル獲得に挑戦する。総合2位の目標を実現する上で、「新体操の妖精」と呼ばれる孫延在も、韓国のメダル獲得に弾みをつける。
日本は韓国の有力なライバルだ。日本の陸上・水泳の実力は、韓国の金メダル90枚以上、5大会連続の総合2位の目標に、無視できない影響を及ぼす。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年8月23日