外国メディアの11月5日の報道によると、スコットランドのハイランド地方にあるフォート・ウィリアムからロンドンに向かうカレドニアン・スリーパーは、世界の6本のすばらしい鉄道の1つである。
この鉄道のすばらしい点は、13時間夜通しで走り続け、朝になるとエディンバラの絶景を見ることができる点である。列車から見る風景は美しい画像が絶え間なく流れているかのようで、緑の山の間を流れる霧に包まれたローモンド湖、風が吹く高原、魅惑的な原野を見渡せる。春であれば、春の日差しに照らされた果てしない花の海を見ることができるが、その絶景を見たい人が多く車内は非常に混雑する。
ヴィクトリア駅のホームには茶室があり、行き交う旅行客を静かに見つめている。遠くにはベルベットのような少し赤く染まった緑の山が見え、やわらかい日差しに照らされてまるで仙境のようである。ここは沼地にあり人が少なく、非常に静かである。紫色の花の海が列車の音に合わせて幻のように目に飛び込んでき、美しい山の背と霧に包まれた青い山々は非常に印象的である。
カレドニアン・スリーパーのほかに、上海の磁気浮上式リニアモーターカー、エクアドルの山の中を走る観光列車「Tren Crucero」、米ロサンゼルスとニューオーリンズをつなぐ列車「サンセット・リミテッド」、ニュージーランドの南島を走る列車「TranzaAlpine Express」、ブタペストとイスタンブールを走る高速列車「Danube Express」が世界のすばらしい鉄道と言われている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年11月13日