インド人男性からエボラウイルスが検出、中国には影響なし

インド人男性からエボラウイルスが検出、中国には影響なし。 インド紙『Hindustan Times』の報道によると、インドの衛生部門は18日、リベリアで勤務してた26歳のインド人男性が帰国後に検査を受け、エボラウイルスが検出されたことを発表した…

タグ: インド,エボラ,ウイルス

発信時間: 2014-11-20 11:40:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

インド紙『Hindustan Times』の報道によると、インドの衛生部門は18日、リベリアで勤務してた26歳のインド人男性が帰国後に検査を受け、エボラウイルスが検出されたことを発表した。これはアジア初の感染例だが、中国疾病予防控制センターウイルス研究所の李徳新氏は19日、環球時報に対して、「中国のエボラウイルスの感染対策は十分で、本件から影響を受けることはない」と述べた。

報道によると、この男性は10日にリベリアからニューデリーに帰国し、空港で強制検査を受けた際に、エボラウイルスが検出された。男性は取材の中で、9月11−30日に西アフリカ諸国で発熱性疾患の治療を受け、リベリアの衛生部門からエボラウイルスの臨床症状が確認されたなかったという証明書を取得してから退院したと述べた。男性はインドの衛生部門によって、空港の疾病予防センター内に隔離されている。

インドの衛生部門は、世界保健機関(WHO)とアメリカ疾病予防管理センターの関連基準によると、男性は血液検査で陰性と判断できるが、体液からエボラウイルスが検出されていると発表した。インドの衛生部門はこの男性を90日間隔離観察する予定で、今のところ警報を発令していない。

インドで初の感染例が報告されたという情報が伝わると、国際社会は懸念を表明した。ロイター通信は18日、「インドの衛生部門は手が回らない状況で、農村部の人々は基本的な衛生サービスさえ保証されていない」と報じた。元WHO高官のピーター氏は18日、インド紙『ザ・タイムズ・オブ・インディア』に対して、「4万5000人のインド人が西アフリカに滞在しており、感染拡大が懸念される」と述べた。

アジア初のエボラウイルス感染者は、中国のエボラ対策がより厳しい局面を迎えることを意味するのだろうか?李氏は環球時報に対して、「わが国とはまったく関係ない。男性がエボラウイルスに感染したのは西アフリカであり、インドではない。正確に言えば、これはアジアで初めて発見された感染例に過ぎない」と語った。

 

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年11月20日

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