上海市経済・情報化委員会が5日発表した情報によると、浦東新区が同日より周浦鎮申江路から東のエリア(ディズニーランド関連サービスエリア)の産業構造の調整を開始し、来年末までに153社の閉鎖・営業停止の調整を完了することになった。調整後の同エリアは、生態回復を主な方針とし、ディズニーランドと結びつくことで、関連インフラおよび公共サービスの関連施設の建設を重点的に推進する。また観光農業、特色ある農業、体験型の農業の発展に力を尽くし、生態環境が優れた、関連サービスが整備された、農業の豊富な中身を持つディスニーランド関連サービスエリアを建設する。
今回の調整範囲は申江路から東の198区画(面積にして約10万平方キロメートル)で、主に括界浜村、棋杆村、北荘村、瓦南村のエリアが含まれる。そのうち工業企業は153社で、汚染物質を多く排出し、エネルギー消費量が多く、効率の低い企業がほとんどだ。
上海市は今年下半期より、重点エリアの産業構造調整の推進を加速している。同委員会の構造調整所の担当者によると、上半期のミン行浦江、松江新浜、松江新橋、青浦練塘の4つの重点エリアの調整を踏まえた上で、浦東新区周浦鎮申江路から東のエリア、浦東新区合慶鎮G1501から東のエリア(1期)、金山廊下郊野公園エリア、黄浦江川上水源保護区(金沢鎮)、奉賢経済開発区生物科技園区の5エリアの調整計画を開始する。調整終了後、約3000ムーの土地が余り、標準石炭換算で毎年4万トンのエネルギーを節約できる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年9月6日