北京は今年7月31日、張家口と共に2022年冬季五輪の招致に成功し、招致から準備の段階に正式に移った。IOCの規定によると、招致都市は5ヶ月内に五輪組織委員会を発足しなければならない。つまり2022年北京冬季五輪組織委員会は、来月末まで発足されることになる。
今回のシンポジウムに出席したIOCの代表団は計12人で、IOCオリンピック競技大会エグゼクティブディレクターのクリストフ・デュビ氏が代表者。国際パラリンピック委員会のゴンザレスCEOもシンポジウムに出席した。これは北京が今年7月31日に冬季五輪の開催権を獲得したあとIOCと初めて開催した会議であり、IOCが昨年12月に五輪改革案「オリンピック・アジェンダ2020」を採択してから初めて開催した準備作業のシンポジウムでもある。
「オリンピック・アジェンダ2020」は、IOCが未来の五輪の発展方向を決める、戦略的改革ルートマップだ。今回のシンポジウムでも、そのうち40項目の改革について重点的に議論された。これには五輪は優先的かつ重点的に考慮すべき、持続可能な発展と五輪の遺産が含まれる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年11月5日