米国メディア「autoevolution」の12月17日の報道によると、米連邦航空局は、テラフギア社の空飛ぶ自動車「TF-X」縮小版のテスト実施を許可した。
同社広報担当者によると、2つの翼を持つ「TF-X」は4人乗りで、乗用車と同じ大きさである。研究チームは長さ2フィートの試作車の製造を開始し、近く初テストを実施することになっている。
フォード・モーター創設者のヘンリー・フォード氏など、多くの自動車開発者が早くから空飛ぶ自動車の製造に取り掛かっているが、試作車を完成させた人はいない。テラフギア社の責任者によると、同社は空飛ぶ自動車を研究開発して10年近くになり、「TF-X」は半自動的に飛行し、操縦は飛行機より簡単である。
米フォーチューン誌は、同社はハイブリッドエンジンの採用を計画しているが、空飛ぶ飛行機に合うバッテリー技術を研究する必要があるとした。しかし、これは簡単なことではなく、テラフギア社は今回のテスト実施後に連邦航空局に原寸大の試作車のテスト実施を申請するとみられる。