ファッションコーディネートを終えた丁さんはたちまち若返り、「中国で最もおしゃれなおじいちゃん」になった。
傑西さんは出張で祖父を北京に連れて行った。北京は丁さんが憧れていた場所だ。
傑西さんがふだん撮影しているのは、イケメン、美女、有名人ばかりだが、今回はいつもと違う見慣れた祖父だった。傑西さんは祖父の髪を切り、友人からスーツを4着借りた。いずれも祖父が着たこともない派手な色だった。田舎のじいさんが、たちまちおしゃれなおじいちゃんに変わった。傑西さんはカメラを取り撮影した。「おじいちゃんはカメラ映りがいい。スーツを着て雰囲気が出ている」意外なことに、祖父のポーズは自然で、あまり調整する必要はなかった。
傑西さんは自分の写真も撮った。祖父と同じ場所で同じ服を着用し、同じポーズをとりネット上で公開した。「私はおじいちゃんの若い頃のようだ」