シャープは14日、同日よりモバイル型ロボット電話「RoBoHon(ロボホン)」の予約を受け付けると発表した。スマホのすべての機能を持つほか、歩いてダンスすることができる。
RoBoHonの高さは約19.5センチ、重さは約390グラム。定価は約20万円。見た目は小さな人型ロボットで、携帯電話のパネルを持つ。
このロボットはスマホのネット接続、通話、写真撮影などの機能を持つほか、人工知能を搭載する。人の顔と声を認証し、持ち主と会話し、その好みに応じて回答できる。
またロボットの額には小型プロジェクターが搭載されており、画像や映像を壁やテーブルに投影できる。歩いてダンスする可愛らしさも、このロボットの大きな見どころだ。
RoBoHonはシャープと、日本の有名ロボット開発専門家の高橋智隆氏が共同開発。高橋氏が開発した宇宙ロボット「KIROBO(キロボ)」は、国際宇宙ステーションで注目を集めた。シャープはRoBoHonを初の家電スマート化製品とし、年間6万台の販売を目指す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年4月15日