浙江省温州市出身の王星燁さんは、杭州の中学校に進学した。彼女が実演して見せたこの「便利グッズ」はペンチのようだが、先に2枚のカーブした平たい刃がついている。シャコの場合は背を上、腹を下にし、先の部分を尾から奥に入れていくと、音がして殻が割れ、身を楽に取り出すことができる。
温州市出身の王星燁さんは幼い頃からよくシャコを食べていた。しかし、殻が固く、幼い頃はうまく剥けず、切り傷を作ることもよくあり、直接噛まなければ身をちゃんと食べることはできなかった。幼稚園の頃、王星燁さんは父親に便利な道具を買って欲しいと頼んだが、そのような物は売っていなかった。彼女は道具を発明しようと思い立ち、中学生になって実行に移した。2015年4月頃、彼女は製作に取り掛かり、ついに完成させた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年5月28日