英ブリストル大学の研究者は、日本の九州にある桜島が噴火する危険性が高まっていると述べた。海外メディアが14日に伝えた。
この火山は川内原発から約49キロ離れており、60万人以上が暮らす鹿児島市からも遠くない。
科学者は桜島の溶岩の堆積状況から、この日本で最も活発な活動を見せている火山が、30年内に大噴火する可能性があるとした。
桜島の前回の大噴火は1914年で、58人が死亡した。桜島は毎年、小規模の噴火を起こしており、直近では今年2月にあった。
日本列島は太平洋の火山帯にあり、100を超える火山がある。日本の噴火警戒レベル(5段階)のうちレベル3に当たる火山は2つあるが、うち1つは桜島。レベル3は入山規制を意味する。
ブリストル大学と桜島火山活動研究センターが今回の科学調査を共同実施し、火曜日に報告書を発表した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年9月18日