深刻な大気汚染、北京の各便が遅延・欠航

深刻な大気汚染、北京の各便が遅延・欠航。

タグ: 北京 大気汚染 航空 欠航

発信時間: 2016-12-20 13:16:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

昨夜から今朝にかけ、北京首都国際空港が煙霧に覆われ、圧倒的多数の便が遅延か欠航となった。北京もしくは近郊を目指す多くの便がUターンもしくは代替空港での着陸を選択するなか、過去2回の大気汚染で唯一着陸に成功していたアエロフロート・ロシア航空の旅客機が再び、深夜に北京に到着した。

北京青年報の記者が航空便追跡ソフトの航路を調べたところ、アエロフロートのSU200便(モスクワ発北京着)は北京の上空に到着後、最初の着陸に成功せず、空を大きく一回りした。このA330機は午前0時36分に着陸に成功し、遅延時間も6分のみだった。

大気汚染の状況が昨夜、急に深刻化したことを受け、同空港の多くの便が遅延となった。空港の巨大スクリーンは赤一色となり、19日22時以降も少数の便しか着陸に成功していない。

20日0時から3時にかけて、60数機が着陸を予定していたが、実際に着陸したのは2機のみ。名古屋発の旅客機が19日23時22分に事前に着陸したのを除き、20日0時から3時30分にかけてアエロフロート・ロシア航空の旅客機は着陸しなかった。

同空港は12月19日21時53分に、遅延の赤色警報を発令した。視界が悪くなったことから、同空港の19日22時から20日8時にかけての処理能力は80%ほど低下した。北京着の多くの便が遅延もしくは欠航を選択したほか、北京発の多くの便も影響を受けた。

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