中国都市総合競争力ランキング、上海が首位を維持
中国都市総合競争力ランキング、上海が首位を維持。
タグ： 中国 都市総合競争力 上海
発信時間： 2017-01-04 11:02:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
中国都市競争力研究会は香港で3日、2016年中国都市総合競争力ランキングを発表した。上海が1位をキープし、香港が2位、深センが3位になった。
同研究会の桂強芳会長は同日の記者会見で、「今回発表したランキングは、当方が1年に渡り中国の358の地級以上の都市の総合競争力を比較分析し形成した、最新の研究成果だ」と説明した。
桂会長によると、香港経済は2016年に安定成長を維持し、世界的に見るとまだ高い成長率となったが、社会の内部消耗から一定の影響を受けた。また世界経済が低迷するなか、深センは革新駆動、モデルチェンジ・アップグレード、グリーン・低炭素などの発展を貫き、供給側の構造改革を着実に推進したことで、8.7％という優れたGDP成長率を記録した。
4−10位は北京、広州、重慶、天津、蘇州、杭州、南京。上海は4年連続で首位をキープ。
「総合競争力」は経済、社会、環境、文化という4つの系統に分かれる。総合経済競争力、人的資本教育競争力など10の一級指標、50の二級指標、216の三級指標などの総合的な計算により導き出される。
同研究会は同日、その他の15のランキングを発表した。中国都市ランキングが6つ、各国・各都市ランキングが9つ。うち世界各国（各経済体）競争力ランキングでは、米国、中国、日本がトップ3となった。中国都市成長競争力ランキングでは、深セン、天津、重慶がトップ3。香港は世界で最も開放的ランキングの3位に、中国の最も安全な都市ランキングで1位になった。
同研究会は1998年に香港で登録された、中国で早くから都市競争力の研究分野に進出している学術機関で、2002年に初となる中国都市競争力ランキングを発表した。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2017年1月3日
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