北京大学がオックスフォード校を設立へ 「勇気ある一歩」

北京大学がオックスフォード校を設立へ 「勇気ある一歩」。

タグ: 北京大学 オックスフォード校 キャンパス

発信時間: 2017-04-07 13:49:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

イギリス紙『ガーディアン』は4月6日、「国内ではイデオロギーを鎮圧するが、中国の大学はオックスフォードにキャンパス設立」という文章を掲載した。

メディアによると、北京大学の匯豊商学院は2018年初めにオックスフォードにキャンパスを設立する。北京大学は北京の有名大学で、毛沢東氏はここで図書館司書をしていた。

新キャンパスはオックスフォードの荘園に設立され、同学院はここを880万ポンドで購入したという。ここは19世紀に建てられた荘園で、ヘンリー 8世の邸宅でもあった。

北京大学によると、オックスフォード校は「中国経済、金融市場、企業管理の専門知識」を主に教え、オックスフォード大学とは関係ない。北京大学匯豊商学院の海聞院長は、北京大学は「最も魅力のある価格」を提示し、売り手に「ノー」と言わせる隙を与えず、オックスフォードの某学院を含む3者のライバルを打ち負かしたと話している。

北京大学が「夢のトップクラスの町」への進出を決めたのは、北京に中国トップクラスの大学の世界地位を上げるという偉大な計画があったためだという。統計によると、北京大学の現在の世界ランクは29位で、科学研究施設を整備し、海外トップクラスの大学から教員を募集し国際地位を高めるため、中国政府は北京大学に10億元を拠出した。

ここ15年、イギリスの有名校は中国大陸に目をつけている。ハーロー校、ダルウィッチカレッジ、ウェリントン・カレッジなどの公立校が中国に分校を設立。イギリスの大学も中国大陸に進出し、ノッティンガム大学やリヴァプール大学のキャンパスがある。レスター大学は3月、遼寧省にキャンパスを設立すると発表した。北京大学にとって、オクスフォード校の設立は勇気ある一歩であり、過去100年において世界に遅れを取っていたことを考えると、これは中国の大学教育発展の一里塚になるとみられる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年4月7日

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