四川風味のチリソースが近ごろ米国で売れている。米国のオークションサイトeBayでは、容量28グラムのチリソースが7日間で1万4700ドル(約10万元)という高額になり落札された。通販サイトでこのチリソースを扱う多くの販売者によると、1998年に米国のマクドナルドは映画『ムーラン』の公開に合わせて四川風味チリソースを発売したが、上映期間が終わり市場から消えたことが販売理由である。
記者が調査したところ、このチリソースは中国産ではないが、「四川」の名前が付いていることから中国のネットで注目を集めた。中国の調味料は国外で人気が高く、「老干媽辣醤」や「王致和腐乳」などは海外の通販サイトで人気があり、多くのファンを引きつけている。
中国の調味料が外国人を魅了
この四川風味チリソースは中国の商品ではないが、米国の多くの通販サイトで中国の調味料が人気を呼び、価格も上昇している。
また、eBayでは貴州省の「老干媽辣醤」が14.8ドル(約102元)で売られている。北京市の「王致和大塊腐乳」も外国の食通の興味を引き、価格は17ドルを超える。あるユーザーは、「このタレは刺激的な味がする」、「スパゲティに和えたりパンにつけて食べるといい」という書き込みがある。中には、「王致和腐乳の汁まで飲み干した」というユーザーもいる。これは、海外の食通が中国の調味料を認めていることの証である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年4月13日