海外メディア:中国ショッピングサイトを愛するスイス人

海外メディア:中国ショッピングサイトを愛するスイス人。

タグ: 中国ショッピングサイト スイス

発信時間: 2017-07-02 09:16:07 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 

品揃え豊富で価格も安く 中国のEコマースサイトは商品が豊富で価格も安い。「AliExpress」など中国のEコマースサイトではスマホの充電ケーブルがわずか80サンチーム(1サンチームは約1円)で売られており、しかも郵送料込みだ。スイス人が中国から直接安い商品を買うのも不思議ではない。スイスメディアが報じた。 スイスのドイツ語テレビ放送局のウェブサイトは6月22日、スイス郵便が提供する最新データを引用しながら、アジア地区からスイスに届いた小包は2015年に約600万件だったが、2016年には900万件に増えていると報じた。今年は1200万件に達すると専門家は予測する。2年で倍に膨らむ計算だ。 

「この傾向は今後も続くだろう」とスイス郵便の国内・国際小包業務の責任者であるステファン・ルチンビル氏は述べる。スイス郵政局はチューリッヒの国際郵便センターにある。2キロ以下の国際小包の3分の1がアジア地域からのもので、その多くが中国からである。現在、スイスの郵便局では1日平均で約3.2万件のアジアからの小包を処理している。 

同ウェブサイトの報道によると、中国から大量に届く小包に対し、スイスEコマース協会が懸念しているという。同協会のパトリック・ケスラー会長は、スイス小売業が直面するこの劣勢に対し、「中国の小売商がスイスに送って来る2キロ以下の小包の価格はたったの1.7スイスフランだ。それに対しスイス企業が国内に届ける同様の小包の価格は5~7フランにもなる」と述べる。その理由は、中国の郵政システムが新興国家扱いとなっており、税制優遇されているからである。また、中国のEコマースは関税や消費税の免税上限をうまく利用している。62スイスフラン以下の商品は消費税や関税を収める必要がないのだ。 

とはいえ、中国の巨大小売企業と比べスイスのEコマース企業にも優位性がある。それは返品サービスである。ウェブサイト「Brack.ch」のマークス・マーラーCEOは、「これがあるから中国のEコマースを恐れない」と述べる。また2019年から、中国のEコマースサイトやアマゾンもスイスの消費税を収めなくてはならなくなる。同じEコマース企業がスイスで10万スイスフラン以上を売り上げた場合、1件あたり1スイスフラン以上に対して徴収される。とはいえ、それでもなお「AliExpress」などのサイトは依然として激安価格を維持することだろう。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月2日

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