運行開始から6年の「北京-上海高速鉄道」 何が変わったのか

運行開始から6年の「北京-上海高速鉄道」 何が変わったのか。

タグ: 北京 上海 高速鉄道

発信時間: 2017-07-02 09:16:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

6年で6.3億人! 

6月29日で運行開始から6年が経つ北京-上海高速鉄道は、のべ乗客数が6.3億人を突破した。全アメリカ人が2回乗車した数に相当する。この6年で北京-上海高速鉄道はのべ58万便が運行し、のべ距離数は7億6955万キロ。赤道を2万周した距離に相当する。 

国家戦略性の高い交通プロジェクトとして、また重要なイノベーションプロジェクトとして、そして「八縦八横」の高速鉄道網の重要な要として、北京-上海高速鉄道が6年間に変えたものは、北京と上海の2都市だけではない。 

環渤海と長江デルタの各経済圏の中心である両都市をつなぐ交通の効率は、全国の社会経済の発展推進に大きな影響を与えている。 

100年の歴史を持つ北京-上海鉄道は、東北地域と華北地域、華東地域をつなぐ幹線であり、常に中国で最も利用者の多い幹線の1つだった。21世紀に入り、東部沿海経済が急速に発展するに従い、同鉄道の運送量も劇的に増加した。 

2011年6月30日、3年間の建設を経て北京-上海高速鉄道が正式に開通し、北京と上海の時間的距離を埋めた。上海から北京まで、これまでの鉄道では9時間54分かかっていたが、一気に5時間短縮させた。1300キロ以上の行程を1日に往復することができるようになった。韓国の聯合ニュースは、「高速鉄道に乗れば、“中国スピード”を直に感じることができる」と報じた。 開通して1年8カ月が経った2013年2月28日、北京-上海高速鉄道は、のべ乗客数が1億人を突破。2014年4月14日には2億人を突破した。運行開始4年で、のべ乗客数は3.3億人、5年で4.67億人となった。1日の最高乗客数は2017年5月1日に記録した66.6万人である。北京-上海高速鉄道の際立った輸送能力は、北京-上海間の鉄道の混雑を有効的に緩和させた。 

その速度が際立つ北京-上海高速鉄道は、中国東部の交通版図を変え、北京と上海を中心とする「0.5~4時間の高速鉄道都市圏」を形成させた。人々は上海を出発して1時間以内で蘇州、無錫、常州に行くことができる。2時間以内で鎮江や南京に、3時間以内で蚌埠や徐州に行ける。 

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