1回目のテストでは445人中407人が合格し、合格率は91.5%に達した。しかし体育部の劉波主任によると、1回目のテストは希望者だけが参加し、多くの人が泳げるため、新入生全体の合格率はそれほど高くない。清華大体育部がアンケート調査を実施したところ、深水区で50メートル以上泳げる新入生は約半数、浅水区でしか泳げない、または50メートル以上泳げるかわからない人は18.69%、泳げない人は32%に達した。
学生らは「泳げなければ卒業できない」という校則についてどのように考えているのだろうか。数人の新入生にインタビューを行ったところ、多くの人が「授業と比べて泳ぐのはそれほど難しいことではない。泳げなくても、入学後に無料で水泳の授業を受けられるのはよいこと」と考えていることがわかった。一方、水泳の授業を不安に感じる学生もいた。この学生は幼い頃に溺れたことがあり、水が怖いという。実は、清華大学の水泳の授業はバスケットボールやサッカーなどより楽なため人気があり、その権利を獲得するのは難しい。劉波主任も、「近年、清華大学では毎年約半数の学生が水泳の授業を選択する」と話している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月19日