インドの『ビジネス・スタンダード』が11月22日に伝えたところによると、中国のIT企業の小米(シャオミ)は、インドに3つ目のスマートフォン工場を設立し、インド企業と北部のノイダに初のモバイルバッテリー工場を建設することを決めた。
また、『ザ・タイムズ・オブ・インディア』は最新の統計を引用し、小米の今年第3四半期のインドでの携帯電話出荷台数は920万台で、前年同期比290%増加したと伝えた。市場シェアは24%で、サムスンと並びインド市場最大のブランドになっている。インドのスマートフォン出荷台数トップ5のうち4社が中国メーカーで、小米がサムスンと並び、3位はレノボ(モトローラを含む)、4位はVIVO、5位はOPPO。
小米のスマートフォン紅米Note 4の今年第3四半期の出荷台数は400万台で、トップに立った。紅米4と紅米4Aもインドでの販売台数トップ5に入っている。小米は2014年にインド市場に進出し、2016年の売上高は10億ドルに達した。
インド市場進出時は従業員がわずか数人しかいなかったが、小米はわずか3年あまりで工場を持ち、インド人の従業員数千人を雇うまでになった。小米国際部副総裁・小米インド取締役社長のマヌ氏は小米がインドで成功した理由について、「コストパフォーマンスの良さ」「機能の現地化」「ファンとの関係づくり」の3つを挙げた。