中国の低年齢留学生の増加、米国の「学区房」ブームを後押し

中国の低年齢留学生の増加、米国の「学区房」ブームを後押し。

タグ:私立高校

発信時間:2017-12-05 11:31:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 ここ5年で、チャーリー・マーフィー氏はスタイヴェサント高校近くの不動産150軒を売却した。彼は、「約8割はアジア系の人が購入した。その中でもインド系が最も多く55%、中華系は25%を占める」と話す。


 今年7月、全米不動産業者協会は『2017年米国不動産市場国際購入者状況分析』を発表。報告によると、2016年4月から17年3月までに中国人購入者が購入した米国の不動産は総額317億ドル、うち8%が留学のための購入である。中国人がこの1年で購入した米国の「学区房」の額は25億ドルになる。一方、子供の教育を重視する中国人購入者と比べて、その他の国の購入者の比率は5%未満である。


 米ドル資産配分研究専門家で米リーン会計事務所総裁の潘勁波氏は、「低年齢の中国人留学生の多くは、米国のトップクラスの私立学校に入るのが難しい。そのため、トップクラスの公立高校付近の学区房を購入して入学資格を得るというのは、低年齢での米国留学においてコストパフォーマンスの高い方法である」と分析。


 また、「中国と同じで、学区房には硬直的需要があり、市場の景気による影響が少ない。米国留学ブームに伴い、学区房は人気を集めている。学区房は米国の不動産を救ったとも言えるだろう」と話した。


留学のための不動産購入が増加

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