フォーチュン・グローバル・フォーラムが広州市で開幕した。今年のテーマは「開放革新:世界経済の構築」。中国政府は近年、科学技術革新を推進し、経済のモデルチェンジをけん引しているが、人工知能(AI)はその重要な一環だ。中国トップの科学技術企業も近年AIに専念しており、すでに成果を手にしている。香港経済日報(電子版)が7日、伝えた。
中国は近年AIの発展に力を入れており、すでにAI大国になっている。人材と企業の数はいずれも世界2位で、各分野で中国を大きく引き離しているのは米国のみだ。注目すべきは、AIを研究する大学のうち米国が45.7%を占めていることだ。中国が米国に追いつくためには、大学から人材育成を開始しなければならない。
世界AIスタートアップ企業は今年6月現在で2617社。米国が1078社で最多で、世界の4割以上を占めている。中国は592社で2位。これに英国、イスラエル、カナダなどが続く。うち米国企業の従業員数は約7万8700人、中国は約3万9200人。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月8日