戦争の時代に軍服を着て銃を持つ少年、携帯電話を持つ現代の少年が描かれている。これは朱彦さんらチームが特別にデザインしたもので、「2人は同年齢だが、全く異なることをしている。現代の少年は携帯電話を持って家でSNSを更新しているが、戦争時代の少年は銃を持って敵と戦っている。携帯電話にはもう1つ、過去の人に現在の情報を伝えるという意味もある」と話す。
13日、多くのネットユーザーが朱彦さんに「イラストをモーメンツやミニブログに上げたい」とメッセージを送ると、朱彦さんは了承した。チームにとって、これは全中国人の思いと記憶であるため、イラストの著作権を全中国人に開放したとみられる。
これらのイラストを制作したきっかけについて、朱彦さんは「イラストを通して思いやりを伝え、歴史を忘れないでもらいたいと思った。犠牲者は30万人という簡単なデータでは片付けられない。全員に関係している」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月14日