ロシアのスプートニクの12月19日の報道によると、国際教育研究所の調査で、2020年までに50万人の外国の大学生が中国に留学する見通しであることがわかった。
報告によると、2016年に中国に留学した大学生は初めて40万人に迫る規模となった。この状況が続けば、2020年までに中国に留学する大学生は50万人になる。これは高等教育で最も人気がある国、米国で学ぶ外国人大学生の数の半分に相当する。
「一帯一路」産教協同連盟のプロジェクトは2017年6月に始まり、同プロジェクトの実施により、中国に留学する外国の大学生の数は急増している。同プロジェクトは海上シルクロード沿線の大学の文化と科学技術の協力を目的としている。また、香港、シンガポール、ベトナム、その他の太平洋の稟告及びロシア、トルコ、東欧諸国の各大学との連携強化も目指している。
「一帯一路」産教協同連盟は今後数年で対外中国語研究教育プロジェクトの数の増加にも取り組んでいる。調査によると、2017年の世界の同類のプロジェクト数は2500件になる。
外国人留学生が中国を選ぶ理由について、多くのネットユーザーが自身の見解を示した。
一部のユーザーは、「まず、中国の伝統文化に魅力があり、武術、伝統グルメなどを外国人留学生は好む。次に、中国は開放的になり、文化が普及し、経済成長が速く、外国人学生を引きつけている」と書き込んだ。また、あるユーザーはより全面的に分析し、「1つ目は、中国の国際的影響力が絶えず高まっている。2つ目は、中国経済は勢いよく成長している。3つ目は、政治が安定し、銃撃事件が多発する西側諸国より安全である。4つ目は、中国には種族差別がなく、外から来た人を排斥したり、ある国を除外したりしない。5つ目は、風土人情とグルメ文化も外国人留学生を引きつける重要な要素である」との見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月24日