杭州で老人が共同生活 助け合い寂しさを解消

杭州で老人が共同生活 助け合い寂しさを解消。

タグ:介護業界

発信時間:2018-01-04 16:35:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 住民は家主と家賃、責任、生活費、ルールなどに関する契約を結び、互いの趣味を尊重し、助け合い、譲り合い、他人の休息を邪魔せず、善し悪しを言わないことを取り決めた。


 郊外にあるこの別荘には8部屋あり、家主は多くの部屋を月1200元、日当たりのいい部屋を1500元で貸した。これらの資金は料理人、清掃員、庭師の費用、部屋の日用品の購入に充てられた。


 住人は交代で週1日家事をし、朝食作り、水やり、買い物、料理手伝い、食器洗い、ゴミ捨てなどを担当。彼らは毎食そろって1つのテーブルで食事するという。


 住人の73歳の周さんは、「62歳の妻とここに住むことを決めたのは、妻が麻雀好きだから。住人は協力して介護し合うという生活スタイルだと言っている」と話した。67歳女性の俞さんは数カ月前に心臓病の発作を起こし、隣人たちに病院に連れて行ってもらったという。62歳女性の金さんが転んで怪我をした時も、隣人たちが病院に連れて行き、入院していた2カ月間毎日食事を届けてくれた。


 上海交通大学国際・公共事務学院の張路発准教授は、「都市部の老人は子供に頼れず、多くの人が小さな団体を作って面倒をみあう。しかしこのような形は長く続かない。80歳以上の重病の老人にとっては現実的ではない。このような形は主に老人の寂しさをなくす働きがある」と話す。中国の介護業界の最大の試練は、80歳以上の認知症の老人をどのようにケアするかである。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月4日

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