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発信時間：2018-01-11 14:56:23 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

地球温暖化により海面温度が上昇し、オーストラリアのグレートバリアリーフに生息するアオウミガメの性別比も異常になっている。最新の科学研究で、新たに孵化するアオウミガメは全てメスになり、アンバランスな性別比により絶滅の危機に立たされる可能性があることがわかった。

米海洋大気庁（NOAA）、カリフォルニア州立大学、世界自然保護基金オーストラリア支部は9日、研究結果を発表し、ビーチの砂の温度は孵化するアオウミガメの性別に影響し、温度上昇により孵化するアオウミガメが全てメスになる可能性があると明かした。

アオウミガメの性別は孵化時のビーチの温度で決まるため、温度が高ければメスの割合が増える。研究者は、「過去20年、北部のグレートバリアリーフで孵化したアオウミガメの多くがメスで、将来すべてメスになる可能性がある」と警告した。地球の温度は2100年までに平均2.6度上昇するとみられ、アオウミガメの孵化失敗率が高まり、オスのアオウミガメは近い将来に絶滅する可能性もある。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2018年1月11日

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