1月29日に伝えられたところによると、米国の科学技術サイト「Axios」は機密のスライドフィルム文書と備忘録を入手し、米国は集中的・全国的な5Gネットワークを3年以内に構築する見通しだと伝えた。ロイター通信によると、構築方法や資金源などの問題は6~8カ月以内にトランプ政府内部で激しい議論が交わされる。
スライドフィルム文書によると、中国がネットワークインフラの製造と運営において主導権を握るため、米国は超高速の5G無線技術の開発を急ぐ必要がある。
備忘録には、自動運転技術やVR技術などの新技術の発展を支持する場合、米国には強大な5Gネットワークが必要だとある。また、中国はAIアルゴリズム大戦で勝利を手にしつつあり、このようなネットワークを構築しなければ、米国は情報分野において永遠に中国に遅れをとるとした。
消息筋によると、ホワイトハウスは政府が建設し運営すべきか、運営業者が財団を設立し建設するかなどの問題を話し合う。財団を設立する場合、運営業者は自身の利益ではなく、まず国家利益を優先的に考えなければいけない。
先週のダボス会議で、中国とAIは科学技術の話題になり、世界は中国の科学技術分野における対等に注目しているとわかる。米国の国営の5Gネットワーク構築計画はまだ初期的なプランだが、米国が新技術の発展の準備に着手したことを意味する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月30日