中国が米国に変わり、世界の新エネ車実験室に

中国が米国に変わり、世界の新エネ車実験室に。

タグ:中国が,世界,新エネ車実験室

発信時間:2018-02-08 10:30:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


    15万軒の充電スタンドを持つ中国はすでに米国に変わり、世界の電動車実験室になっている。スペイン紙が6日、ウェブサイトで伝えた。

 

 ディーゼルオイル、ガソリン、HV、EV――長年の発展を経たが、自動車産業の未来の発展は現在もなお岐路に立たされている。フォルクスワーゲン(VW)のディーゼルエンジン不正問題後、欧州の自動車産業の変革は少なかったが、世界の自動車産業は行動に出ている。日本のトヨタ自動車は直ちに取り組み、2017年に世界で電動車を152万台販売し、2020年の目標を前倒しで達成した。電動車にはHV、PHV、蓄電池自動車、燃料電池自動車が含まれる。

 

 トヨタは2025年までにレクサスの全車種をEVもしくは電動車にすると宣言した。トヨタは現在まで電動車を計1145万台販売しているが、2030年までに電動車の年間生産台数を550万台に引き上げる目標を発表した。トヨタの寺師茂樹・執行役員副社長は「わずか20数年で、新型電動車の年間販売台数が500台から150万台以上に増加し、かつ販売先が90数カ国・地域に拡大した」と話した。

 

 バッテリーで駆動する電動車が交通改善を促す流れが強まっているが、これは大都市の汚染の深刻化、気候変動への対応が理由だ。IFS自動車部門責任者は「4年後には世界の新車4台中1台が電動車になる。15万軒の充電スタンドを持つ中国はすでに米国に変わり、世界の電動車実験室になっている。しかし電動車の発展は主に、次の二つの壁に直面している。まずは標準化された充電スタンドの不足で、次にバッテリーの容量だ。高品質バッテリーの研究開発で、中国は巨額の投資を行っているが、最良の選択肢はまだ明らかになっていない」と指摘した。

 


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