ハイテク商品や化粧品が正月用品として人気に
ネットショップでは、食品や服、タバコや酒といった定番商品だけでなく、新しい正月用品も人気となっている。
ネットショップ・天猫が実施した正月用品フェスティバルの人気ランキングには、ハイテク商品が続々とランク入りしている。天猫の統計によると、同イベント初日、ECOVACS(エコバックス)の床用ロボット掃除機が1時間で約1万台売れた。また、食器洗浄機の売上高が前年同期比で5倍以上増となり、AI(人工知能)スピーカー・天猫精霊(TmallGenie)が約3万台売れた。
京東の統計によると、1月20日から28日にかけて実施された同サイトの正月用品フェスティバルでは、スマート温水洗浄便座の販売量が前月同期比で185%増、AR(拡張現実)の販売台数が同期比215%増、VR(バーチャルリアリティ)機器の販売台数は同期比119%増となった。
それ以外にも、京東の過去3年間の正月用品フェスティバルの統計と比べると、化粧品・コスメの売上高が際立って増加している。特に今年の売上高は、前年同期比900%増と、激増している。
京東の関係者は、「正月用品フェスティバルの人気商品は食品などから生活用品へと変化している。消費者は春節期間中に、居住空間や自身のイメージを美しくレベルアップして新たな年を迎えるため、生活用品や化粧品・コスメを購入している」と分析している。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年2月16日