卓球チームワールドカップ2018が北京時間25日夜、ロンドンで閉幕した。中国と日本の男女決勝で、中国は3対0の全勝で連覇を果たした。元総監督の劉国梁氏が2日連続で生中継の解説を務め、専門的かつ興味深い解説により「卓球の名解説者」と呼ばれた。
女子決勝で、丁寧と劉詩雯がダブルスに出場した。日本は当初勢いに乗るかに見えたが、実力者の両選手はプレッシャーを跳ね除け、3対1で勝利した。シングルスで、朱雨玲は11対5、11対7、11対7で勝利を収めた。さらに丁寧は伊藤美誠に実力差を見せつけ、ストレートで中国の優勝を決めた。
注意深い丁寧は劉氏が自分の試合に注目し、生中継の解説をしていたことに気づき、試合後にすぐ微信で連絡をとった。劉氏も生中継中にファンとその内容を共有し、「真っ先に連絡し、試合を観戦したことに感謝を示してくれた。これは黙契だ。中国の卓球チームには、このような非常に感動的で心温まる一面がある。競技場内外の事のほかに、このような感動的な一面はより多くの人に理解してもらうべきだ」と話した。