24日の準決勝の解説を終え、劉氏はオンライン解説の環境に慣れきり、アクセル全開になった。劉氏は馬龍のコントロールと対応力を高評価した。
馬龍と丹羽孝希の試合で、劉氏は「丹羽選手は非常にセンスがいいが、どれほどセンスが良くても馬龍選手のような穴のない選手とぶつかれば勝つのは難しい。馬龍はミスに注意すればいい。相手が光っている時を乗り切れば、試合をコントロールできる」と述べた。試合の流れも完全に劉氏の予測通りで、丁寧で安定感のある馬龍に対して、センス抜群の丹羽は為す術を失った。劉氏は「馬龍の卓球は、相手を縛り付ける」と指摘した。
劉氏は試合後、樊振東はまだ青いと冗談を言ったが、解説中には「早く成長しろ」と応援した。劉氏は試合前「張本智和は急成長中であなどれない」と話していた。試合後は
「張本は今日の試合に負けたが、樊振東とこれほど渡り合えるとは大したものだ。樊振東はすでに非常に優れた完璧な選手になっているわけではないが、まだ伸びしろがあるから強い。早く成長し、私に青いと思わせるな」とコメントした。
劉氏はさらに、高遠と于子洋の成長に期待した。出場のチャンスを手にすることはできなかったが、劉氏はこの若手選手2人に心から期待を示し、「今回の試合は彼らにとって重要だ。出場はできなかったが、この重要な試合の雰囲気を感じることができ、今後の糧になるだろう」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年2月27日