イギリスのロンドン警察の2月28日の発表によると、35歳中国人女性留学生の閻思宏さんが2月26日に失踪したという通報があり、警察は28日にウェストミンスターで遺体を発見し、身分を正式に確認していないが、イギリス警察は閻思宏さんである可能性が高いと見ている。
捜索願いの情報によると、1982年生まれの閻思宏さんは遼寧省瀋陽市の出身で、中国語、フランス語、英語、ロシア語の4カ国語を話せる。閻思宏さんは2016年9月からキングス・カレッジ・ロンドンの博士課程を学んでいる。
在イギリス中国大使館公式サイトは2月27日、閻思宏さんの失踪に関する通知を更新した。それによると、大使館に勧められて家族はイギリス警察に通報し、大使館はイギリス警察に関心を示し早急に調査するよう働きかけ、学生連合会も捜索に協力している。
ロンドン時間2月16日、閻思宏さんは同級生と旧暦の新年を祝う約束をしていたが、18時15分に用事ができたと言い、食後にお茶を飲む約束をした。20時37分、閻思宏さんは同級生にどこにいるか尋ね、それ以降連絡が途絶えた。16日晩、同級生は彼女が22時28分に最後に「WhatsApp」を使用したのを確認している。
2月18日、閻思宏さんは学校のメールアドレスにログインし、学校からのメールを確認。2月20日、彼女はロンドン北東部にあるロムフォードで学校のメールアドレスにログインしたが、メールは読んでいない。ロムフォードはインド系の人が密集するエリア。友人たちは、閻思宏さんはフランスのビジネススクールで一緒にMBAをまなんでいたインド籍の同級生Ashish KurianさんまたはAshwajit Wahaneさんと会っていたのではないかと推測している。
記者がSNSを確認したところ、Ashwajit Wahaneさんは閻思宏さん失踪の情報を転載してた。Ashish Kurianさんは2014年8月以降SNSを更新していない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年3月1日