『ニューヨーク・タイムズ』は米アリゾナ州の警察当局からの情報として、女性がUberの自動運転SUVにひかれて死亡し、警察がUberに自動運転車プロジェクトを停止するよう求めたと伝えた。
報道によると、自動運転車による死亡事故は世界初となる。アナリストは、これはUberの自動運転計画だけでなく、政府の自動運転業界に対する政策にも影響すると見ている。
地元警察によると、事故は18日深夜に発生し、Uberの自動運転SUVは自動運転モードで走行し、車内にはドライバーもいた。警察当局は、「当時、この車は北に向かって走行し、歩道の外を歩いていた女性が引かれた」と発表。操縦していたのは44歳のラファエラ・ヴァスケス氏で、乗客はいなかったという。
事故を起こした車両はUberのボルボ・XC90。ボルボは、自動運転技術に同社は関わっていないと発表した。
Uberの広報担当者は、北米地区の自動運転車テスト計画を停止したと述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年3月20日