湖南省株洲市の中車株洲電力機車有限公司は21日、マレーシア郵政会社が20日に中車株洲電力機車がマレーシアに輸出したSCS都市間列車、世界最高速のマレーシアETS列車のモデルとなった鉄道をテーマとした切手を発売したと発表した。中国が開発した鉄道商品がマレーシアの切手になるのは初めて。
今回発行される切手は20万枚の限定で91式、92式、93式の3種類、切手シート、発行当日の捺印がされた封筒、ファイル、消印などが含まれる。うち92式切手はSCS列車、93式はETS列車となる。
中車株洲電力機車が開発したETSメーターゲージ列車はマレーシアで1000万キロ近く安全に走行し、最も先進的な欧州と国際鉄道連合の安全基準に達し、現地の人たちに安定かつ快適な乗車環境を提供している。マレーシアのSCS列車は運行6年になり、各種重大行事での混雑を経験してきた。
「一帯一路」提唱のおかげで、中車株洲電力機車の海外提携事業は安定して進んでいる。同社は専門的な姿勢、先進的な「5本柱」経営モデルと軌道交通システム解決法で業界内と民衆から広く認められ、8年でマレーシア軌道交通装備市場に80%以上の商品とサービスを提供した。
中車株洲電力機車は地元住民に奉仕すると同時に、地元文化に溶け込み、現地の社会・経済の発展を支援し、「協力・ウィンウィン」の人類運命共同体の構築を使命とし、文化の伝達者、人材の育成器、産業の推進器、コミュニティの良き隣人という4つの役目を果たし、「海外進出」から「溶け込む」への転換を実現した。
同社が開発したカザフスタン電気機関車とマケドニア列車もこれらの国で切手になり、現地の「国の名刺」となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年3月22日