すらりとした体型でベアトップとショートパンツだけを身につけた女性が音楽に合わせて高さ1メートルの台に立ち、何度も服を着替える。これはマネキンの路さんの仕事である。彼女はバイヤー(通常は小売業者)の前で試着し、各デザインの参考を提供する。この仕事に就いて約1年になる彼女は毎日8時間働き、数えきれないほどの服を試着し、月に約7000元稼いでいる。
マネキンの多くが20代の目鼻立ちの整った女性で、中には1万元以上稼ぐ人もいる。モデルがいることで現場は活気づき、店も繁盛する。
彼女たちは台に立って服を次々と試着し、その隣には店の担当者が次に着せる新作を持って立っている。多くのバイヤーが台を囲み、大きな袋を持って眺め、気に入った商品を見つけると手を挙げて叫び、袋に入れる。路さんは1分間に6~7着を試着することもある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年3月30日