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発信時間：2018-04-03 14:28:39 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   中国移動（チャイナモバイル）と中興通訊（ZTE）は2日、国内初の5G電話を開通した。これは1兆元規模の産業が幕開けしたことを意味する。しかし、端末の商用化は2019年下半期になる見通し。

 

　広東省広州市と深セン市が5Gテストに参加。今回の初の5G電話の開通は広州市で行われた。広州市には中国初の5Gテスト基地局も設立されている。

 

　国際標準化機構の3GPPは2017年12月、最初の5G標準を凍結し、「3GPP R15バージョン」となった。広東移動が今回のテストで使用する5G基地局、コアネットワーク、テスト端末などは全て「3GPP R15バージョン」に基づくものである。

 

　5G携帯電話の商用化は国際標準の進展具合で決まる。中国信息通信研究院の劉多院長によると、最初の5G国際標準は今年6月に完成し、2020年に商用化される見通しで、業界に残された時間は2年弱である。劉多氏は、5G携帯電話の商用化は最も遅く困難を極め、成熟するのは2019年下半期頃だと見ている。

 

　中国移動研究院の黄宇紅副院長は5Gの第3段階テストについて話した際、2018年上半期に5G端末チップを正式にリリースできる見通しだと述べた。

　2月の世界モバイル通信大会で、華為（ファーウェイ）は世界で初めて商用化された3GPP R15バージョンの5Gチップを発表した。華為消費者業務の余承東CEOは、「5Gスマートフォンの商用化は2019年第4四半期になるだろう」と話した。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2018年4月3日

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