中国が世界映画市場の発展をけん引 1位の米国との差を縮める

中国が世界映画市場の発展をけん引 1位の米国との差を縮める。

タグ:年間映画興行収入

発信時間:2018-04-22 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 200億元、400億元、500億元。中国の年間映画興行収入が増加し続けている。『メコン川行動』『戦狼2』『紅海行動』などの主旋律映画(国家のイデオロギー推進・発展のために政治・歴史・倫理・道徳等の題材を扱った映画)がビジネスの奇跡を作り出している。北京映画祭は国内外の映画界に重要な交流の場となった。2012年以降、映画は中国の文化・芸術分野とカルチャー産業の重点となり、中国は世界映画市場の発展をけん引している。


 2012年以降、映画制作は党と国を中心に行われている。抗戦勝利70周年記念映画『『百団大戦』、長征勝利80周年記念映画『勇士』、中国の法執行力の維持を示す『メコン川行動』や『紅海行動』、第19回共産党大会を迎える際の『十八洞村』や『空天猟』などは国民の愛国心と民族への誇りを刺激した。


 2012年以降、中国の映画関係者は多種の創作構造を強固・整備し、大衆に歓迎される作品を撮影している。


 中小コストの喜劇映画『人再囧途之泰囧(ロスト・イン・タイランド)』は国産映画で初めて興行収入10億元を記録し、戦争映画『戦狼2』は中国映画市場の興行収入トップに立ち、「慰安婦」を題材にした『二十二』は国産ドキュメンタリーで初めて興行収入1億円を突破した。米国との差を縮め日本との差を広げる 2017年末の中国映画市場は素晴らしい映画作品のようで、最後まで結果がわからないという状況だった。12月30日、『尋夢環遊記』が『極限特工:終極回帰』を抑えて年間興行収入トップ10に入った。12月31日、『芳華』が興行収入11億8700万元でトップ10に入り、『パイレーツ・オブ・カリビアン5/最後の海賊』を超えて8位になり、『尋夢環遊記』も超えた。


 2012年以降、中国の年間映画興行収入は急増し、2017年は559億1100万元で2012年比227%増となった。2012年に中国は日本を超えて世界2位の映画市場になったと同時に、米国市場との差を縮め、日本との差を広げ、世界映画市場の発展をけん引している。米映画協会の統計によると、2012年に中国市場は米国の25%、3位の日本の1.125倍になり、16年には米国の70%、日本の3.3倍に達した。


 2020年までに、中国は世界最大の映画市場になると見込まれている。


 映画市場の急成長に伴い、映画インフラも飛躍的な発展を遂げた。2017年末時点の中国のスクリーン数は5万776枚、2012年の3.87倍で、米国を超えて世界最多のスクリーン保有国になった。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年4月22日




 

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