中国のシェア自転車ブームがドイツに拡散 「アジアの自転車は小さい」

中国のシェア自転車ブームがドイツに拡散 「アジアの自転車は小さい」。 外国メディアによると、中国の自転車シェアリングブームの影響を受け、2017年秋からドイツでも流行し始めた…

タグ:シェア自転車 中国 ドイツ

発信時間:2018-05-08 13:44:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   外国メディアによると、中国の自転車シェアリングブームの影響を受け、2017年秋からドイツでも流行し始めた。ベルリンに8社の自転車シェアリング会社が進出し、地元紙は「アジアの自転車は欧州人の体型では小さすぎる」と報じている。

 

 自転車シェアリングの概念は瞬く間にドイツに広まり、街中で緑、黄、橙、銀など各色の自転車を見かける。ドイツ人は、たまに自転車に乗る人にとって、自転車シェアリングという概念は合理的だと考えている。アプリを開いて自転車を予約し、目的地に着いたら駐輪し、また次の人が利用する。

 

 ベルリンは自転車シェアリング進出の人気都市の1つで、現在8社の自転車が計1万8000台を設置し、外国メディアから「ベルリンの街の快適度に影響するのでは」と懸念されている。

 

 外国メディアは、過去6カ月で、ベルリンの道路は自転車に占拠されて狭くなったと論じた。2017年以降、シェア自転車の台数は75%増加し、先週にはOfoがベルリンに2000台を設置し、ベルリンのシェア自転車の台数は1万8000台をこえた。ドイツ紙『ハンデルスブラット』によると、ドイツの都市は中国の自転車の流入の準備を整えている。

 

 また、ドイツの自転車保有率は世界ランキング1位である。ピュー研究所の2015年の統計によると、80%の家庭が自分の自転車を保有している。地元紙は、アジアの自転車は欧州人の体型では小さすぎると論じている。

 

 摩拝単車(Mobike)は「ベルリン最大の自転車シェアリング運営会社」と称するが、設置台数については明かしていない。NextBikeは、同社がベルリンに設置した自転車は5000台だと明かした。ドイツ鉄道傘下のコール・ア・バイクは3000台、Limebikeは1000台の電動自転車を設置している。

 

 外国メディアのTagesspiegelによると、摩拝とOfoはベルリンでの設置台数を1万台に増やす方針。摩拝の現在の設置台数が5000台だとすると、ベルリンのシェア自転車の台数は将来3万台になる。ロンドンとミュンヘンでの失敗後、アジアのスタートアップ企業は一気に大量の自転車を設置することを市政府がよく思っていないことを悟り、より厳格な規則を討論・制定し始めている。

 

 Ofoドイツ事務局の高官は、Ofoはベルリン市場において、他のライバルより十分な準備ができていると考える。しかし外国メディアは、全てが計画通り進むとは限らないと論じた。シンガポールのO-Bikeは4月、ミュンヘンに設置した6800台のうち6000台を回収した。うち多くの自転車が通行人に破壊され、公園に停められていた。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年5月8日


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで