「BAT」と称される百度、アリババ、騰訊のEC、IT3大手がランクインしなかった点に注目したい。3社はトップ100に入ったが、トップ10入りはしなかった。
トラッド氏は、これらのブランドは透明度と信頼の向上を重視する必要があるとの見解を示した。アリババはイノベーション、指導力、実績などの評価は高いが、管理、公民への責任感、職場環境などはやや劣る。
百度は近年、マイナス面のニュースが多く、2016年にはあるがん患者が百度の広告に接触して死亡するということが発生した。百度がビジネス投資について発表しないことから、管理問題の存在も疑われている。
トラッド氏は、BATにグーグルから学ぶよう促した。グーグルは積極的な経営管理、公平なビジネス行為、道徳行為、データのプライバシーで海外ブランドの3位につけた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年5月24日