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宅配市場が高水準を推移 1日平均取扱件数は1.3億件。
タグ：宅配発展規模指数 クレーム率
国家郵政局はこのほど、『2018年5月中国宅配発展指数報告』を発表した。統計によると、2018年5月の中国宅配発展指数は171.2で、前年同期比33.7%上昇した。宅配業は長年の粗放的発展を経て、質の高い発展へのモデルチェンジ・アップグレード期に入りつつある。
5月の中国宅配発展規模指数は72.6で、前年同期比25.1%上昇。全国宅配業社の取扱見込件数は41億8000件で25.1%増、業務収入は509億3000万元で25%増。取扱見込件数と業務収入の増加幅は同じ動きを示し、宅配価格は前年同期とほぼ横ばいだった。1日あたり平均取扱件数は1億3500万件で、前月比1000万件増加。
5月の宅配サービス質指数は229.4で、前年同期比58.4%上昇。宅配サービス公衆満足度、72時間以内配達率、有効クレーム率は改善された。宅配によるインターネット小売寄与額は5800億元超で前年同期比1000億元増加。宅配業務収入の対GDP比は7.1％で1.1ポイント上昇。宅配発展傾向指数は72.2だった。ECの販促イベントの実施により、6月の宅配取扱件数は前年同期比26.5%増の43億件に達する見通し。
国家郵政局発展研究センター業界アナリストの劉江氏は、「今年に入り、宅配取扱件数と業務収入の増加幅は同じ動きを示し、宅配価格は安定し、値下げ余地は非常に限られている。サービスの質の企業競争における重要性は高まり、宅配企業は利用者の満足度を重視するようになっている。4月以降、満足度、定刻配達率、有効クレーム率の改善度は3年来最大となり、持続的改善の良好な傾向が見られる。これは企業競争が価格競争からサービス質競争へと変化していることを示す」と話した。
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2018年6月14日
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