中国の飼育パンダは518頭に 58頭が国際研究に参加

中国の飼育パンダは518頭に 58頭が国際研究に参加。

タグ:中国 飼育 パンダ

発信時間:2018-08-17 15:52:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

「中国のパンダの野生種は1970~80年代の1114頭から1864頭に増加した。2017年末、飼育パンダの数は初めて500頭を突破し518頭になった」。国家林業・草原局保護司の楊超司長は16日、パンダ保護研究成果・記者会見でこのように明かした。

 

 

 

 総面積2万7000平方キロメートルのパンダ国立公園の建設作業がすでに開始している。現在、全国に67カ所のパンダ自然保護区があり、パンダ生息地の53.8%とパンダ野生種の66.8%が自然保護区で保護されている。

 

 

 

 楊超氏によると、中国は2017年に飼育パンダの野生種導入という画期的な実験を開始した。パンダの「草草」は2年連続で野生種導入に成功し、今年7月にオスとメスの双子を出産。この取り組みは飼育パンダと野生パンダの遺伝子交流の新たな手段となる。2003年以降、飼育パンダ9頭を野生に帰し、うち7頭が生存している。

 

 

 

 パンダの世界遺伝子バンクを設立し、パンダの精子、細胞、幹細胞を長期保存するほか、中国は全ゲノムシーケンスを通してパンダのゲノムの解読を加速化し、パンダのゲノムおよび分子生物学の研究の空白を埋めた。

 

 

 

 また楊超氏によると、海外の国際協力研究プロジェクトに参加するパンダは58頭、繁殖に成功したパンダは47頭で、うち31頭が規定通り帰国した。



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