幸せと思う生活スタイルこそがスタイリッシュ

幸せと思う生活スタイルこそがスタイリッシュ。

タグ:生活 スタイル

発信時間:2018-08-24 16:41:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 聆威さんは祖先や父親から改革開放直後のことを聞いたことがあり、当時の庶民の格好を一言で表すとすれば「質素」だったという。当時は街中に理髪師がおり、カット、顔剃り、耳かきなども理髪師がしていた。これらは現在ほとんど見かけなくなり、下町や小さい町にしかのこっていない。聆威さんが観察したところ、この数十年で中国都市部ではあちこちに大小異なる様々なスタイルの美容院やヘアスタイルの店ができた。また庶民のヘアカラーの需要も増え、茶色、ワインレッド、黄色などの大衆的な色から紫、青、多色のミックスなどの明るい色に変わった。「パーマは女性にとって普通のことになり、カールの数が減り、小さいカールから大きいカールになり、様々なビジュアル系スタイルから現在はより自然なヘアスタイルを追求するようになった。これらは近年の理容業界で起きた変化」と彼女は話す。

 

 聆威さんは記者に対し、「年中実家を離れているため、帰省した時に両親の髪を切って親孝行をする。初めて両親の髪を切った時、父はそれほど満足していなかった。父は理想が高すぎる。父親たちの世代の人たちは現在のファッションをそれほど受け入れられず、昔からのカットが好き」と述べた。「両親から見て聆威さんの髪型は変わっているのか」という問いに対し、彼女は笑いながら「最初は慣れなかったけど、客のことやファッショントレンドについて話すうちに両親も若者の美的センスを受け入れるようになった。母はショートヘアにチャレンジし、スッキリして若返った」と話した。

 

 スタイリッシュな生活に対する認識について、少し内気な彼女は「自分に最も合い、自分の内面と外面の美しさを表現でき、自分が幸せだと思う生活スタイルこそがそれぞれのスタイリッシュな生活だと思う。将来はもっと技術を磨き、より幸せな生活が送れるように努力したい。それこそが自分にとってのスタイリッシュ」と語った。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年8月24日



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