文字 社会 > 

発信時間：2018-11-16 14:14:44 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　全デジタル化工事は地形図を用い、一度のレーザースキャンで正確な3D模型を生成する。

 

　そのほか、不規則な角度の斜面に網をかけてモルタルを吹き付ける作業における困難を克服し、土木建築、電気機械、パネル壁の作業を開始した。

 

　振動防止のため、作業員は地質調査結果とホテルの構造設計をコンピュータに入力し、マグニチュード9.0以上の地震に耐えられるようにデモンストレーションを実施。

 

　ガスの地下長距離輸送（今回、新技術を開発）を行なったホテルは初めてである。

 

　2013年、「深坑ホテル」は米ナショナルジオグラフィック誌の「世界の巨大工場（Mega Structures）」に選ばれ、建設会社も各種の賞を獲得した。

 

　「深坑ホテル」はもともと放置されていた採石場で、「エコに溢れる」と瀋健氏は話す。

 

　南北両側の岩壁に垂直緑化を採用。ここはかつて鴿子洞で、採石場の火薬庫だったが、「ウォールカーテン洞」に改造し、落差80メートルの人工滝を造った。岩壁爆破で積み重なった岩石は、作業員の実験後にコンクリートになった。鋼桟道は観光客用の歩道になり、岩壁でロッククライミングも楽しめる。

 

　葛乃剣氏は、「ホテルプロジェクトに10年かかることは非常に珍しい。紆余曲折を経て、プランの論証だけで7年かかった。深坑ホテルの作業量は多くないが、難しく新しい試みであり、模索しながら進めた」と述べた。

　現場責任者の施宇冬氏は、「泣く赤ちゃんが美しい少女に成長するまでを見守ったような感覚」と話した。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2018年11月16日

中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版（チャイナネット）」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

友達に教える|印刷|お気に入りに登録|ページトップへ戻る