そのほか、教育研修、アウトソーシングサービス、インターネット・EC、ホテル・飲食業が卒業生就業景気指数の上位にランクイン。しかし、インターネット・EC業の就業景気指数は昨年の2.79から今年は2.70にやや低下している。
IT・インターネットは近年最も人気のある業種の1つである。報告の統計によると、2019年卒業生の39.8%がこの業種を選んだが、この業種の就業景気指数は昨年の2位から今年は4位にランクダウンした。『2019年卒業生就業市場景気報告』は、履歴書送付者の増加幅が企業の求人数の増加幅を上回ったことが同業種の就業景気指数がランクダウンした直接的原因だとした。
報告の統計によると、航空・宇宙研究と製造、銀行、エネルギー・鉱産・採掘・製錬などの業種の就業景気指数は比較的低く、銀行、物流・倉庫、大型設備・電気機械設備・重工業などの業種で就業景気指数の順位が低下した。
報告は、2019年上半期はマクロ経済環境に不確定性が依然残るが、統計から、2019年卒業生の就職状況は昨年より良好だと分析した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年12月22日