中国時間1月9日晩、アマゾンのジェフ・ベゾスCEOはツイッターで夫婦連名の声明を発表し、妻のマッケンジーさんと離婚したことを明らかにした。
声明は、「私たちの生活に新しい変化があったことを知ってもらいたい。家族と友人は知っているが、長時間の感情の整理と別居を経て、私たちは離婚を決めたが、これからも友人として共に生活していく」とした。
この情報が伝わった直後、アマゾンの株価は約1%下落したが、その後に回復し、0.17%安の1659.42ドルで取引を終えた。
長者番付1位はビル・ゲイツ氏に?
フォーブスの長者番付(随時更新)では、ベゾス氏の資産は1371億ドルで1位につけている。2人で財産を等分する場合、史上最高額の離婚になる可能性がある。
現在の史上最高額の離婚は、芸術品ディーラーのアレク・ウィルデンシュタイン氏とソーシャライトのジョセリン・ウィルデンシュタイン氏で、ジョセリン氏は離婚調停で約25億ドルを取得して新記録を打ち立てた。
離婚後、マッケンジーさんは685億ドルを取得するとみられ、世界で資産が最も多い女性富豪になり、中国1位の馬化騰氏も超えることが予想される。また、今回の離婚により、マイクロソフトの共同創始者のビル・ゲイツ氏が再び世界1位になる可能性がある。ビル・ゲイツ氏のフォーブス長者番付(随時更新)での資産は948億ドル。
ベゾス氏はアマゾンの16.3%の株式を保有する筆頭株主で、同社の時価総額8114億ドルで計算すると、ベゾス氏の持ち株の時価総額は約1322億ドルになる。(ベゾス氏の資産の96%がアマゾン株によるものとわかる)資料によると、ベゾス氏とマッケンジーさんは1993年に結婚した。アマゾンは1995年に創設され、ベゾス氏が保有するアマゾン株も等分することになるかもしれない。
2人が結婚前に調印した財産契約に関する報道はないが、ワシントン州の民事弁護士事務所のマッキンリー・アービン氏が提供した「ワシントン離婚指南(Guide to Getting a Divorce in Washington)」によると、ワシントン州は共同財産制度を採用しており、婚姻中に蓄積した双方の収入を含む全ての財産と債務が双方の「共同財産」となる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年1月11日