大亜湾原発の電力供給量が過去最高に 香港に126億kWh

大亜湾原発の電力供給量が過去最高に 香港に126億kWh。深セン市の大亜湾原発運営管理有限責任公司は17日、2018年度の運営状況発表会を開いた…

タグ:大亜湾原発 電力 供給

発信時間:2019-01-18 14:34:27 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 深セン市の大亜湾原発運営管理有限責任公司は17日、2018年度の運営状況発表会を開いた。統計によると、大亜湾原発基地の2018年度の電力供給量は461億3800万キロワット時で過去最高を更新した。うち、香港への電力供給量は126億100キロワット時、香港の電力資料量の約4分の1を占めた。

 

 大亜湾原発基地は大亜湾原子力発電所、嶺澳原子力発電所1期、嶺澳原子力発電所2期に計6基の100万キロワット級発電ユニットを保有。

 

 報告によると、18年12月31日時点で、大亜湾原発基地の電力供給量は7098億4800万キロワット時に達した。うち香港への供給量は2488億18万キロワット時で、クリーンエネルギー原子力発電は広東省と香港の経済・社会の発展に原動力を注いでいる。

 

 同等規模の石炭火力発電所と比べると、2018年度、大亜湾原発基地の6基の発電ユニット(電力供給量461.38億キロワット時で計算)は石炭使用量を約1426万トン減らし、二酸化炭素排出量を約3728万トン削減した。これは約10万ヘクタールの造林に相当する。

 

 安全は原発企業のライフラインである。2018年9月、台風22号「山竹(マンクット)」が襲来し、大亜湾原発基地の最大風力は16級に達した。基地は6基の発電ユニットを安全に稼働し続け、設備、作業員、全生産工程に影響はなかった。

 

 報告によると、2019年1月17日時点で、嶺澳原子力発電所1期の1号機は4620日連続の安全稼働を実現し、世界の約60基の同型ユニットの中でトップに立った。

 

 基地の半径10キロ圏内にある10カ所の環境観測所の長期データによると、基地周辺地区の放射線レベルは発電所稼働前と変わらず、陸地と海の生物の個体数も変化していない。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年1月18日


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